memoir

ジャニ活の記録も含め ブログ超のつく初心者ながら書き込んでます

お盆休みにイッキ見 DIVE!

お盆休みの間に やっっっと撮り溜めておいた テレビ番組をザーッと見始めました。

一気見した中にHiHi Jetsの3人が主演のDIVE!があります。

本当は サマパラに行く前に見たら 青にDIVE!を聞くときに 感動が倍増するのは解っていたけれども 日々の忙しさでリアタイ出来ませんでしたm(_ _)m


感想としては 知季(井上瑞稀)と彼女との関係とか かなりのあるあるで ドロドロも無いし まあまあそこら辺は普通だなと……

関係性の希薄な練習生達も 少しずつ友情が芽生えていく辺りは 清々しくて素直に 一人一人を応援出来たかなあ。

ただ、お話が最終回に差し掛かる頃に作間龍斗扮する富士谷要一が オリンピック選考大会で高熱に見舞われる下りで この先も飛び込みの選手としては次のオリンピックもその次のオリンピックもあるからと 棄権するように周りに説得されているシーンで あるアスリートと重なってしまったんですよね。

人生って どんなに努力してもどうにもならない時ってあるよね。
子を応援しない親もいないよねっていう話。

そのアスリートというのはプロのジョッキーで 今は南関東公営船橋競馬所属の石崎駿騎手です。

南関東を代表する通算成績6343勝を上げる偉大な記録を持つ石崎隆之騎手を父に持つサラブレッド。

世間はやはりジョッキーと言えば武豊騎手等が所属している中央競馬JRA)が花形なんですよ。
騎手になりたいなら、中央競馬の道を始めに目指すのは当たり前なんですよね。

超難関の中央競馬の騎手学校の受験。
200人受けても5人受からない年もある。
その試験を見事合格した駿くんは ある時壁にぶち当たります。

入学したばかりの中央競馬学校を4月に退学。

公式にはメディアにでていないようですが、育ち盛りの若い駿くんが入学早々身長が伸び始め、競馬学校での騎手になるための厳しい基準である身長と体重の維持が難しくなってきた事。

どうしてもJARの騎手になりたかった駿くんは 無謀にも絶食し始め 大腸炎を起こしてしまうまでになり、ドクターストップがかかります。

退所の日には諦めきれない駿くんはベットにしがみつくように張り付いて離れなかったといいます。
それを迎えに来た父 石崎隆之騎手がベットから引き剥がすようにして嫌がる駿くんを連れて帰ったと聞きました。

石崎隆之騎手は
「騎手の道は中央だけではないですから」
と語ったといいます。

息子の夢を応援しない親がどこにいますか?

その後、駿くんは船橋競馬所属で公営競馬の騎手としてデビュー。
新人賞を取る程に成長します。
あれから20年あまり。
今も南関東公営競馬で騎手として騎乗しています。


DIVE!は テレビドラマでしたけど これはリアルな話。


親子鷹なストーリーはスポ根にありがちでした。
昔は巨人の星星一徹みたいに 最後まで厳しく指導するのが親のつとめのような所がありましたけど DIVE!を見てて ストレートに
「静かにしてください!ウチの子が飛ぶんです!」
には泣けたよ。

要一の
父親を日頃から「コーチ!」と呼んでいたのが「父さん……」
と、こみ上げるセリフよ!

作間くんの三白眼はちょっとコワイ雰囲気持ってたけど 一途な思いとかを伝えるのには 武器になるんだろうな。

ゆうぴはあのまま、どのドラマでも今はあの感じでいい(笑)
もう少し大人になってからガラッとシリアスをやった時のギャップでハネれば作戦通りなのでは?